設立記念おめでとうございます。企救エクレシアもそうですが、ひとつのものが建て上げられていくためには、それまでに多くの方々の血と汗と涙が流されてきたと思います。私達はその土台の上に立っていることを忘れてはならないと思います。
本日はイエス様がこの地上において初めて宣教活動を開始された時のことを聖書から学び、ともに主に深い感謝をささげる時としたいと思います。
当時のガリラヤは、経済的にはエジプトにつながる国際的な交易路としての「海の道」として繁栄していました。しかし、その生活はアッシリアに侵略され、偶像礼拝を強要され、周りから「異邦人のガリラヤ」と揶揄されるほど理不尽な生活を強いられていました。そのような地でイエス様は宣教活動を始められたのです。
イエス様は宣教を開始されるにあたり12人の弟子をお選びになりました。興味深いことに、そのほとんどがガリラヤ湖で漁をしていた漁師たちでした。彼らは決してエリートではなく、むしろ社会的には、さげすまされ疎まれていた人々でした。それは神の前に誰も誇ることがないためでした。
彼らは3年間イエス様と行動をともにし、さまざまな教えを聞き数々の奇跡を見てきました。しかし、イエス様が十字架にかかられる時、イエス様を裏切って、すべての弟子がイエス様のもとから逃げ去って行きました。そんな弟子たちでしたが、その最期はイエス様の教えに従って殉教していきました。
弟子たちはどのようにして変えられていったのでしょうか。ひとつは復活されたイエス様に直接出会ったことです。そしてもうひとつは、著しい聖霊の賜物を受け、聖霊の働きを体験したことにあったのではないでしょうか。
ユダに代わって選ばれたマッティアを含めた「ガリラヤの12人」は、さまざまな聖霊による体験をへて、その信仰が強められ深められ、そして最期はイエス様の教えに従って殉教していきました。
今こうして私達が罪から救われ、ともにイエス様を賛美し教会に連なることができるのは、今から約2000年前に遠くイスラエルのガリラヤの地で宣教活動を始められたイエス様と「ガリラヤの12人」に代表される弟子たちの血と汗と涙があったからです。
本日、設立記念を迎えられた企救エクレシアの歩みが、イエス様とともにあって皆さんの手で力強く教会を建て上げられ、ますます主の豊かな祝福を受けられますよう祈り願っています。